結婚式を挙げるまでは遠距離でした。
当時私は29歳、彼は28歳。私は横浜で会社員をしており、彼は全国転勤のある会社で水戸で働いていました。月に1回程度お互いの家を訪ね合うような形で遠距離恋愛を続けていました。
結婚を決めたのはある日私の家にいる時にプロポーズをしてくれたことがきっかけです。
式場については、横浜でやるか水戸でやるかという話になりましたが、彼の実家や、自分の実家の事も踏まえると東京で行うのが一番ちょうどいいし、打ち合わせも東京の方が集まりやすいという事で東京で行う事にしました。
それから、ゼクシィの相談窓口があったのでそこへ行き、必要な準備期間や式場について教えてもらいました。特に準備期間については我々が遠距離だったこともあり余裕をもっておく必要があったのでいろいろと相談できてよかったと思います。
打ち合わせを計画的に進めるためにも、挙式日を早く決める事が必要でしたので式場選びから予約までは少し急いで行いました。希望していた式場でちょうどよい日取りが空いていたので比較的すぐに日取りを決めることが出来たのは運が良かったと思います。
その後は、挙式日から逆算して、準備しなければならないことをリストアップしました。お互い一緒にいないとできないこと、一人で決めても構わないことなどを分けて、なるべく集まる負担がかからないように細かく計画した記憶があります。
結婚式を行うまでにはかなり決めなければいけないことが多いというのに驚きました。普段の仕事に加えて結婚式の準備もあったのでかなりしんどかったです。
助かったのは彼がそこまで式へのこだわりがなかったので、細かいことは私一人が式場との打ち合わせで決められた事です。彼には、予算の決定だとか、自分の衣装合わせだとか必要最低限の打ち合わせだけ来てもらうようにしました。式場との打ち合わせは準備期間半年で5~6回ほど行いましたが彼に来てもらったのは2~3回ぐらいだったかと思います。
なかなか一緒に会えない苦労はありましたが、必要な連絡でしたらメールや電話でも出来ましたし、計画をしっかり立てたので逆にスムーズに準備が進んだようにも思います。
特に苦労したのは、招待する人と人数、住所の管理でしたでしょうか。住所については共有のエクセルファイルを作ってどちらかしか知らないという事がないようにしました。他にも細かく決めた事項については、予算がいくらぐらいでこのようになったと逐一報告してすれ違いがないようにしました。お金の事はけっこうもめますので…
両親との顔合わせも滞りなく出来、結婚式も無事に執り行うことができました。
もう一つ私にとって大変だったことは結婚式後の生活です。彼は全国転勤がある会社で、水戸にもすでに3年住んでいたことから間もなく転勤がある事がわかっていました。次の転勤先がわかるまで仕事を続けるか、退職して彼の元へ引っ越すかという悩みがありました。
彼は専業主婦になって一緒に住んで欲しいと言ってくれたのですが、もう少し働きたいという気持ちもありどうしようかかなり迷いました。結局、結婚式から3か月後に退職し彼と共に暮らす事にいたしました。今まで遠距離だったし、結婚してからも離れ離れだと結婚した意味があるのかしらという疑問もあったので今は退職して一緒に暮らしてよかったと思っています。