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遠距離恋愛からの結婚は嬉しさ倍増です

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私は、40代のサラリーマンですが、今から17年前、遠距離恋愛からの結婚を成就させました。ちなみに私は、大阪生まれの大阪育ちなのですが、妻が広島出身で大学に通うために大阪に下宿していた時に合コンで知り合い、そこから恋愛に発展致しました。

結果として、5年付き合って結婚したのですが、その内の3年が遠距離恋愛でした。まさか、自分が遠距離恋愛の当事者になるなんて、付き合い始めの頃は、夢にも思いませんでした。

遠距離になったのは、妻が大学卒業後、地元広島の会社に就職をした為でした。その時に別れるという選択肢もあったのですが、二人とも別れるぐらいなら、会える時間が少なくてもこのまま別れずにいつか結婚できるまで頑張ろうという事で遠距離がスタートしました。

当初は、月1回、大阪と広島の中間点である岡山や姫路で会ったりもしていたのですが、二人に縁もゆかりもない土地で会うと遠距離の辛さが助長されましたので、半年後ぐらいからは、私が広島に出向くようになりました。会う1週間前、会う前日、会う当日というのは、本当に心が晴れやかになり幸せな気持ちに包まれていました。

しかしながら、大阪に帰る日の朝や別れ間際、そして、帰りの新幹線の中というのは、本当に辛く切ないものでした。日曜夜の新幹線の中で涙した事も多々ありました。”こんな生活がいつまで続くのだろう?” “何で昨日の夜とこんなにも気持ちが違うんだろう” とか。

もし、自分の娘が同じような恋愛をするならば、止めたほうがよいと言ってしまうと思うほど、あまり人にはお勧めできないようなものでした。そんな中、この状態を抜け出すには、結婚というゴールしかない状況でしたので、辛さを胸に秘めながら、がむしゃらに仕事に打ち込んで、ようやく遠距離に入って3年目に結婚にたどり着く事ができました。

その時の気持ちは、今も鮮明に覚えているくらい幸せに満ちたものでした。その後、そこから具体的な準備が始まりました。式場選び・新居選び・家財購入・新婚旅行・両家両親の顔合わせなど、ただでさえ大変なイベントなのに遠距離だと更に大変さと費用が掛かってしまいました。例えば、式場についてですが、私の仕事柄、大阪での開催を考えていたのですが、妻の親族にお越し頂くのに不便でしたので、少し広島に近い神戸で実施する事としました。

両家のアクセスについては、何とか良い落としどころに収まったのですが、式全体の打ち合わせがとても大変で手間が掛かりました。決して、趣向を凝らした内容にするためでなく、ただ、二人揃って打ち合わせに行ける回数が限られていたので、少しの時間で何でも決めなければならない点が一番苦労しました。また、新居にしても妻の要望を聞いておいて、私が休みの日に物件を探し回って、妻が大阪に来た時に見に行くという事を繰り返しました。

近い所に住んでいれば、このような不便はあまりないかと思いますが、遠距離に関しては、何をするにしても時間の制約があるという点が一番大変でした。色々と手間や費用がかかり、式当日までは本当に大変な事だらけでしたが、大変だった分、全てを終えた後の充実感はとてつもなく大きなものでした。でも、やっぱり遠距離恋愛はあまり人にはお勧めはできないなあ。

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