
「せっかくの結婚式、新婦に何かサプライズをしたい。でも、すべったらどうしよう」
式が近づくにつれて、こんなふうに迷い始める新郎は少なくないと思います。私も、式まで1か月を切ったころになって、新婦へのサプライズをするかどうかで迷い始めました。
ネットで同じ悩みの相談を探してみると、「凝りすぎるとゲストが白けるので、シンプルなほうがいい」という意見も目立ちます。新婦に喜んでほしい気持ちと、ゲストへのおもてなしを優先したい気持ち。どちらも大事だからこそ迷うのだと思います。
この記事では、私がサプライズについて迷った末に出した答えと、決める前に考えておきたい判断ポイント、よく選ばれるサプライズの例を紹介します。
新婦へのサプライズで迷ったこと
披露宴でやるか、家に帰ってからやるか
私たちは親族のみの式だったので、もともと凝ったことをするつもりはありませんでした。式の最中にサプライズをすることは考えていなくて、やるとしたら披露宴か、家に帰ってから(すでに一緒に暮らしていました)のどちらかです。
| 披露宴でやる | 家に帰ってからやる | |
|---|---|---|
| よいところ | 新婦だけでなく、家族の思い出にも残る | ふたりだけの特別感がある |
| 気になるところ | ゲストへのおもてなしの時間が減る。家族の思い出にも、というのは新郎の自己満足かもしれない | 結婚式の当日らしさは薄れる |
母への花束・手紙と内容がかぶる
もうひとつ迷ったのが、内容のかぶりです。花束を渡す、手紙を読むといった演出は、母親への感謝を伝えるためにすでに予定していました。新婦へのサプライズも同じような内容になると、印象が薄れてしまう気がしたのです。
迷った末の答え:披露宴ではやらず、ハネムーンをサプライズに
では、迷った末にどうしたのでしょうか。
最終的に、披露宴中のサプライズはやらないことにしました。式と披露宴はゲストへのおもてなしに徹し、新婦へのサプライズは、近いうちにお金を貯めてハネムーンをプレゼントする形にしようと決めました。
結婚式の当日に何かを仕掛けなくても、気持ちを伝える方法はあります。当日の準備に追われるなかで、サプライズにまで気を取られるより、ゲストと新婦の両方に向き合える時間を大事にしたいと考えました。
その分、ほかの準備に気持ちを込めた
サプライズをやめた分、式までの残りの日数は、人前式での誓いの言葉、ウェルカムスピーチ、両親への手紙を考えることに使いました。
両親への手紙は、どこか照れくさい気持ちでいっぱいでした。高校を卒業して一人暮らしを始めた私に、困っているときや行き詰まりそうなとき、こちらから相談したわけでもないのに、手紙や電話、宅配便を送ってくれた両親。これまで与えてもらってばかりだったので、これからは与える側に回りたい、という内容にしようと決めました。
サプライズをするか決める前の判断ポイント
サプライズをするかどうか、何を基準に決めればいいのでしょうか。
私の迷いを振り返って、決める前に考えておくとよかったと思うポイントをまとめます。
とくに4つ目は大事です。人前で注目されるのが苦手な新婦なら、ふたりきりのときに伝えるほうが喜ばれることもあります。
新婦へのサプライズとしてよく選ばれるもの
披露宴でサプライズをするなら、どんなものが選ばれているのでしょうか。
披露宴でサプライズをする場合は、次のようなものがよく選ばれています。どれも準備の手間はそれほど大きくありません。
| サプライズ | 内容 | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 手紙 | 新郎から新婦へ、感謝や決意を伝える手紙を読む | 長くなりすぎないように、2〜3分で読める量にする |
| 花束 | 新婦の好きな花で作った花束を渡す | 母親への花束とは色や種類を変える |
| ムービー | ふたりの思い出の写真や、家族・友人からのメッセージを映す | 会場で映像を流せるか、事前にプランナーに確認する |
| 誕生日のお祝い | 式の日が新婦の誕生日に近い場合、ケーキやメッセージで祝う | 会場とケーキの手配を相談しておく |
どれを選ぶにしても、プランナーには事前に相談しておくと、進行に無理なく組み込んでもらえます。
番組で見た、心に残ったプロポーズの演出
当日の演出にこだわらないなら、ほかにどんな形があるのでしょうか。
サプライズを考えていた時期に、結婚式場やプロポーズの情報を紹介するテレビ番組で、印象に残った演出がありました。
彼女が生まれた病院、実家の近くのバス停、通った小学校から大学までと、彼女が過ごしてきた場所を順番に訪ね、その様子を動画で撮りながら、それぞれの場所でバラを1本ずつ拾っていく。最後に式場で彼が現れて、彼女の年齢と同じ本数のバラの花束を渡す、というものです。
花嫁さんは号泣していました。派手な仕掛けはなくても、相手が過ごしてきた時間を大切に思う気持ちが伝わる、いいサプライズだと感じました。プロポーズに限らず、「相手の人生をたどる旅行」を計画するのもすてきかもしれません。
まとめ:サプライズは「当日にやること」が正解とは限らない
結婚式での新婦へのサプライズは、やる・やらないのどちらにも正解はありません。私は、式と披露宴はゲストへのおもてなしに徹し、サプライズはハネムーンで、という形を選びました。迷ったときは、誰の思い出に残したいか、ほかの演出とかぶらないか、新婦が喜ぶタイプかを考えてみてください。
まずは、式で予定している演出を書き出して、新婦へのサプライズを入れる余地があるかを確認するところから始めてみてください。

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