
「結婚指輪って、ブランドから決めるもの?それとも着けてみて決めるもの?」
婚約が決まって指輪を探し始めたとき、私はそもそも婚約指輪と結婚指輪の違いすらよくわかっていませんでした。お店を回るほど選択肢が増えて、何を基準に決めればいいのか迷ってしまう。同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私たちが最終的に選んだのは、スイスのブランド「マイスター」の結婚指輪です。この記事では、婚約指輪を見比べたところから、マイスターに決めた理由、実際の価格、刻印の選び方、受け取りの日までの体験をまとめました。あわせて、先輩夫婦に聞いた「結婚指輪のその後」のエピソードも紹介します。
※この記事の価格や刻印の料金・期間は、指輪を選んだ当時のものです。現在は変わっている可能性があります。最新の情報はお店で確認してください。
婚約指輪と結婚指輪の違い
指輪選びを始める前に、私がいちばん戸惑ったのがこの違いでした。
| 婚約指輪 | 結婚指輪 | |
|---|---|---|
| 意味 | 婚約の記念に、男性から女性へ贈る指輪 | 夫婦がお互いに交換し合う指輪 |
| デザイン | ダイヤモンドが入ったものが一般的 | 日常で着けやすいシンプルなものが多い |
| 着けるとき | 特別な日やお出かけのとき | 毎日着ける人が多い |
| 結婚式では | 使わないことが多い | 指輪交換で使う |
買う順番は、婚約指輪が先で結婚指輪があと、という人が多いと思います。ただ、婚約指輪は買わずに結婚指輪だけ用意する、という夫婦も私のまわりにはいました。
違いがわかったところで、まずは婚約指輪を見に行ったときの話からお伝えします。
婚約指輪は3つのお店を見比べた
婚約指輪は、どんなお店をどう見比べればいいのでしょうか。
婚約指輪は、彼と一緒に高島屋に入っているお店を中心に、3つのブランドを見て回りました。価格は10万円くらいから、上はきりがないほどまでありました。
| お店 | 印象 |
|---|---|
| ティファニー | クラシックからモダンまで幅広い。ダイヤモンドの輝きが印象的で、スタッフの知識も豊富。価格は高め |
| カデンシアブライダル | ほかにはないデザインが多く、カスタマイズもできる。予算に合わせて選べる価格帯もあった |
| charmy(チャーミー) | シンプルで洗練されたデザインが多く、価格帯が広い。スタッフがフレンドリーで緊張がほぐれた |
「今日から探し始めました」と伝えると、どのお店もとても丁寧に説明してくれました。最終的に婚約指輪を決めたのは、横浜で50年以上続くお店「チャーミー」です。
そして結婚指輪も、同じお店で探すことにしました。
結婚指輪をマイスターに決めた3つの理由
数あるブランドのなかで、なぜマイスターだったのでしょうか。
婚約指輪で気に入るものが見つかったお店だったので、結婚指輪も安心してチャーミー(横浜・元町)で選びました。普段アクセサリーを着けない私たちに、スタッフの方がひとつずつ教えてくれて、最終的に決めたのがスイスのブランド「マイスター」です。
1. 着け心地がよかった
店員さんから「毎日着けるなら、着け心地は特に重視したほうがいい」とアドバイスをもらいました。マイスターは着け心地のよさに定評があるそうで、実際に着けてみても指になじむ感じがありました。
最初は「ほかの人の結婚式など、特別な日だけ着けよう」と思っていたのですが、選んでいるうちに毎日着けたくなっていました。
2. デザインと色が自分たちに合っていた
シンプルだけど、シンプルすぎないものがいいと思っていました。
- 夫:ツヤのないマットな部分と、ツヤのある部分が途中で切り替わるデザイン(ホワイトゴールド)
- 私:ダイヤの入った、少し曲線のあるデザイン(プラチナ)
いろいろな指輪を着けてみて、自分の肌になじむ「色」も大事だと感じました。当日は婚約指輪を持って行き、重ね着けしたときの雰囲気も確認して決めました。
3. 価格と満足度のバランス
マイスターの結婚指輪は、当時は1本8万〜10万円台くらいから40万円以上まで、幅広い価格帯がありました。私たちが選んだのは、夫が13万円台、私が21万円台のリングです。
普段は指輪を着けないふたりですが、ずっと着け続けるものだからと、満足度を優先して決めました。注文から受け取りまでは、刻印なしで約1か月が目安と聞きました。
指輪が決まったら、次に悩むのが刻印です。
マイスターで選べる刻印は3パターン
結婚指輪の内側には、どんな刻印を入れられるのでしょうか。
注文から3週間ほどたったころ、サイズ確認と刻印の文字を決めるためにお店へ行きました。当時、マイスターで選べた刻印は次の3種類です。
| 刻印 | 内容 | 料金の目安(当時) | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 筆記体のネーム入れ | 25文字まで。女性用はサイズが小さく、石が入っていると入りきらないことも | 無料 | 約3週間 |
| 直筆サインの刻印 | ふたりの手書き文字をそのまま刻む。似顔絵を入れた人もいるそう | ふたつで約2万円 | 約4週間(スイスで加工) |
| 指紋(フィンガープリント)の刻印 | 夫の指輪に妻の指紋の一部を、妻の指輪に夫の指紋を刻む。ネーム入れとの組み合わせも可 | ふたつで約3万円 | 約4週間(スイスで加工) |
最初に注文するときに刻印まで頼んでおけば、混雑する時期でなければ注文から1か月ほどで仕上がるとのことでした。結婚式の日が決まっている人は、刻印の期間も含めて早めに注文しておくと安心です。
受け取りの日と、指輪のはめ方のコツ
刻印ができたと連絡をもらい、受け取りに行きました。実物を手にすると、やっぱりテンションが上がります。
結婚式も近かったので、ふたりで何度か指輪を着け合う練習をしたのですが、なかなかうまく入りません。そこで、店員さんにコツを教えてもらいました。
- 着けるとき:相手の腕ではなく、指輪を着ける指そのものを持って着けると、すっと入りやすい
- 外すとき:指の力を抜いて、だらんとさせておくと外しやすい
結婚式の指輪交換で緊張しないためにも、事前に何度か練習しておくのがおすすめです。
ここからは、先輩夫婦に聞いた指輪選びと、その後のエピソードを紹介します。
先輩夫婦に聞いた、結婚指輪選びと「その後」
選び方はカップルによってさまざま
まわりの夫婦にも、結婚指輪をどう選んだかを聞いてみました。
- 銀座で、ダイヤモンドが一周したデザインを選んだ。少し高かったけれど「一生ものだから」と彼が決めてくれた
- 婚約指輪を買わなかった分、結婚指輪を豪華にしようとティファニーとカルティエで迷い、憧れだったティファニーに
- シンプルなものがよかったので、知り合いの宝石店でシンプルなプラチナのリングに
- 結婚式はしなかったが、入籍日までに用意すると決めて何軒も回り、ギリギリでディズニーの限定リングを見つけた。裏には入籍日とイニシャル、王冠の絵を入れた
指輪をなくした、外した、作り直した
指輪を買ってから何年もたった先輩たちには、こんなエピソードもありました。
- なくしたと思っていた指輪が、1か月後に布団の間から出てきて思わず涙が出た
- 揚げ物の下ごしらえで小麦粉が挟まるのがいやで、結婚1か月で外してしまった。夫婦仲はいいけれど、結婚20年を機にリフォームを考え中
- 子どもがつたい歩きを始めたころ、夫が電話台に置いた指輪がなくなり、いまも見つかっていない
- 結婚20年で指輪が歪み、指にも食い込むようになったので、結婚記念日に新しく作り直すことにした
毎日着ける指輪だからこそ、なくしたり、生活に合わなくなったりすることもあります。家事や仕事のときに外す人は置き場所を決めておく、体型の変化に合わせてサイズ直しやリフォームも考える、といった準備をしておくと安心です。
これから結婚指輪を選ぶ人へ
では、これから結婚指輪を選ぶなら、どこに気をつければいいのでしょうか。
私の体験から伝えたいのは、次の3つです。
まとめ:着けてみて、ふたりが毎日着けたくなる指輪を
私たちがマイスターの結婚指輪を選んだ決め手は、着け心地のよさと、自分たちに合うデザイン・色でした。最初は特別な日だけ着けるつもりだったのに、選び終わるころには毎日着けたくなっていたのが、何よりの答えだったと思います。
これから指輪を探す方は、まず気になるお店で実際に着け比べてみてください。指にはめた瞬間の「しっくりくる感じ」が、いちばんの判断材料になります。


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