
結婚式というと主賓の挨拶や友人の余興があるものと考える方も多いと思います。そのような結婚式は招待客が増える代わりに、企画もやりやすく決めやすいものです。一方、親族だけの結婚式の場合は主賓もいない、友人の余興もないので、どちらかというと食事会の色彩が強くなります。それはそれで和やかな雰囲気でいいのですが、両家の関係が悪いわけではなくても、その食事会を和やかに進行するのは意外に至難の業です。
普段の家族団らんを想像してみてください。話題の中心にテレビがあるという時代は過ぎ去っているかもしれませんが、それに代わる家族共通の話題が必ず団らんの中心にあり、誰かがその話題を切り出して家族で話に花が咲きます。それと同じ雰囲気を親族のみの結婚式でも出せることが理想なのですが、親戚だからこその遠慮もあり難しいもの。私たちの結婚式での体験をもとに、いくつかポイントをまとめてみます。
親族のみの食事会でも進行役の司会はいたほうがいい

親族のみの結婚式の場合、身内だけだから司会なんて必要ないと考えているかもしれません。そこはむしろ、身内だけだからこそ司会は必要です。小さいころから知っている子が結婚するのだからという意識で参加されている親戚の方々を、新郎新婦自らが仕切っていくのは大変です。話に花が咲いた場合にだらだらとしてしまい、結婚式を終了するタイミングすら見失ってしまうこともあります。そのような場に慣れた司会者の方がそこにいてくれれば、その場の雰囲気を壊さずに進行していくことが可能になります。
親族のみだからこそ削れないものもある

親族のみであれば、食事会でも良かったのではないかと思うかもしれませんが、それをあえて結婚式という形をとっているのには意味があります。親族からすると「小さいころから知っているあの子の晴れ姿が見たい」という想いかもしれません。新郎新婦からすると、これまでの感謝に加えて、これからのお付き合いをお願いする場でもあるのです。だからこそ、主賓の挨拶は削っても、余興を多少削っても、次の2つは取り入れたいところです。
- 最初の入場
- 新婦から親への感謝の手紙
私たちのときも、晴れ姿という観点からこの2つをやったのはよかったなと思います。入場は、盛大な披露宴のときのような感じではなく、閉められていた扉を開けて登場というような形にしました。新郎が挨拶をすることで、主催者として結婚式への参加を感謝するとともに、一家の大黒柱としてこれからのお付き合いをお願いすることができます。親族が出席しているからこそ、新郎の挨拶はメリハリとして必要だと思います。
あとは親族同士の親睦を深めることを主な目的にした結婚式だったので、歓談の時間は多めに取りました。両家の親睦を図るという意味では有意義ですが、だらけた雰囲気になる可能性もはらんでいます。そこで司会者の機転が生きてくるわけですが、それだけではなく、せっかくなので思い出に残る多少の余興も入れました。私たちが準備したのは次の2つです。
- 鯛の塩釜割り(ケーキ入刀の代わりに)
- 昔ながらのかき氷機体験(場が和みます)
あと、カラオケ好きの親族や若い人がいれば、カラオケセットを用意するのもおすすめです。若い世代が数人カラオケで歌を披露すると、親世代も参加し始めて一体感のある結婚式になると思います。
まとめ
親族というのは付き合いが続くからこそお互いの腹の中を探りたくもなりますが、結婚式を成功させようと協力してもらえる方々でもあります。おもてなしの心を大切に企画することが第一。その想いは必ず参加者に伝わるものだと思います。


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